プラン・インターナショナル・ジャパン(PIJ)さんの活動報告会が開かれました。
現地でどんな活動がなされているのかを吸収するために、参加してきました。

今回は、
ミャンマーからバングラデシュに難民として逃れたロヒンギャの人々の支援の為に行われている教育プロジェクトを、2018年9~11月に現地でサポートした方(プログラム部の船越さん)の出張報告会でした。
「ロヒンギャ難民」とは、、、、
2017年8月末からミャンマーのラカイン州で発生した暴動とその混乱が原因で、70万人以上のロヒンギャの人々が難民となり、隣国バングラデシュへ逃れました。その多くが子どもと女性です。アジア最大規模の人道危機として拡大し、いまも90万人以上のロヒンギャの人々がバングラデシュのコックスバザール県にある難民キャンプで暮らしている状態です。
というような一般的な知識は持ちつつも、現地での生の活動を聴くことができるまたとない機会でした。
印象的な言葉は、、、
・点ではなく、面での支援をすることが基本であること。
(プランの理念でもあり、1つ1つのプロジェクトではなく、地域に入って、地域全体を支援する方針)
・女性が学ぶことが否定されている、この発想を覆すことから始めなければいけない。
・ロヒンギャの方々は、ベンガル語系の言葉を話すので、バングラディッシュの人々とも通訳なしで話が通じる
・バングラディッシュは、数十年前に比べればかなり発達はしたものの、
首都ダッカから外れた地方では、まだまだ十分な設備はない。
その一つが、ロヒンギャの方々が避難したコックスバザール地方。PIJの拠点もなかった。
・支援者は現地の方々がたくさん応募してくれるが、いろいろなNGOが支援に来ているため、流動性も高い
・上記にも関連するが、設備が圧倒的に不足している
(その為、建設中のホテルを、各種NGOに一時利用させている)
また、その後のディスカッションでは、別のNGO団体に所属し、ミャンマー側の支援活動をされている方から、ミャンマーの民間レベルでは支援の必要性を感じていることなどのお話を伺うことができました。

支援活動の状況は、PIJのサイトの下記でも知ることができます。
【経過報告】「ロヒンギャ族の子どもの虐待防止」プロジェクト~ミャンマー~
https://www.plan-international.jp/activity/report/20181109_4269/
【経過報告】「ロヒンギャ難民緊急支援」~バングラデシュ~
https://www.plan-international.jp/activity/report/20181030_4076/
【活動国詳細】バングラデシュ
https://www.plan-international.jp/about/country/cop_bang.html
ディスカッションの中では、そもそも当社スタッフがPIJ支援のきっかけになった
「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」というキャッチコピーも話題になり、
コピーライター・こやま淳子さんの記事も話題にあがりました。
こちらも、ご覧ください。
PIJサイトの本イベント開催報告は、こちら、からご覧ください。
また、時を同じくして、当社が支援しているチャイルド(※)から、手紙が届きました。
彼女が11月に出してくれた手紙、いろいろな方の支援を経て届いていることがわかるだけに嬉しいです。
2/13が誕生日なので、ちょうどバースデーカードを送ったところ、無事に届くことを願っています。





(※)チャイルド
子どもたち、とりわけ女の子たちがもつ可能性を十分に発揮できる村づくりを目指す「プラン・スポンサーシップ」。プランとともに活動し、村を代表してその成果を私たちに伝えてくれる子どもたちを「チャイルド」と呼びます。(PIJ公式HP より)
「チャイルド」の属する地域・社会の改善をプロジェクトとして推進していく仕組みとなっており、支援をするスポンサーには、プロジェクトの活動状況の他に、チャイルドとの交流により、より現地の状況変化を知ることができます。引き続き、地道ですが、応援を続けて行きたいと思います。
ご興味、ご賛同いただける方は、こちらのPIJサイトにて、ぜひ支援のお申し込みをどうぞ。
https://www.plan-international.jp/
株式会社プルモデラは、プラン・インターナショナル・ジャパンの活動に賛同しております。 プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。

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