2019年1/24~1/26に東京ビッグサイトで開催されていた第二回資産運用EXPO。
セミナーの一齣として開催された「世界の美術品市場の最新動向と投資メリット」を聴講しましたので、備忘を兼ねたメモを。

講師は、本郷美術骨董館 館長 染谷尚人 氏。メディア露出も高い方です。
また、本郷美術骨董館は、専門店の集合体を形成し多数の鑑定士(27名:公式サイトより)を抱えることであらゆる分野の美術品を取り扱うことで成長している会社。
帝国データバンク社より美術骨董商部門、買取・販売実績1位受賞(2015年)を受ける名実共に業界トップの会社のようです。

美術品投資のメリットとは?

・世界通貨としての側面を持つ。(いったん価値の認められた作品ならば、世界のどんな通過とも換金できる。)
・市場の拡大。アジア(特に中国圏)の購買力の増加。本郷骨董館の売上げ金額も中国関係が多いらしい。

2016年時点で184兆の市場規模が、2026年には300兆とも言われている。草間彌生さんの作品年間取引額80億円。

参考動画
Knight Frank Luxury Investment Index by Knight Frank

現代美術とは?

作家の世界の見方と表現を観るモノ(作家の技術だけではない)
「現代知術」=現代を知る術、と捉えるほうが適切かも。
・考えて観る、から、自由に感じる、時代に変わってきている。

日本の若手作家は、世界(日本以外)で高い評価(「宝の山」)
・すごい「青田買い」。東京芸大の卒業制作展には外国人バイヤーが大挙訪れて、専属契約を結ぼうとする。
日本の四季に彩られた生活がすばらしい感性・感受性を育む、と考えられているよう。

作家(作品)を選ぶポイントは?(若手作家)

作品数が多いことが第一。
 → 市場やプロの目に触れる機会がそれだけ多くなる。
コンセプトがはっきりしていること。
プレゼン能力があること。

作家(作品)を選ぶポイントは?(中堅から大御所)

国際的に10000ドル以上で取引されている作家。
 (草間彌生さん、奈良美智さん、白髪一雄さん・・・)
 (残念ながら)例えば、横山大観さんは、国際的な評価という点では劣る。
代表作の方が、値上がり率は高い。
 (草間彌生さんの例)
  1998年から2018年の20年で「かぼちゃ」は70倍、「花」は14倍

参考になる情報(一部は、宣伝の要素あり)

BSフジ 毎週火曜日21:55~22:00 「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」

ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~ 
#16 ヨシダナギ(Nagi Yoshida)

ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~ 
#69 猪子寿之(Toshiyuki Inoko)

ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~ 
#102 美呼(Miko)

ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~ 
#110 宮﨑優(Yu Miyazaki)

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アートフェア東京 2019年3月7日~10日 於:東京国際フォーラム

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コメント

    • 染谷尚人
    • 2019年 2月 06日

    先日は 私のつたない講演をご清聴いただき、誠にありがとうございました。

    TVに出る時は緊張しないのですが、講演は緊張し、頭が回らず、ちゃんと伝わったか心配していました。

    御社のこの記事を見てホッとしました!!

      • wpmaster
      • 2019年 2月 10日

      染谷様。ご多忙の中、わざわざのコメント、大変恐縮です。とても分かりやすく、小職の頭の中もすっきりするご講演でした。これからもフォローさせていただきたいと思いますので、宜しくお願いします。

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