小学校か中学校の美術教育の賜物でしょうか、
黒田清輝と言えば、
「明治維新後に確立されていく日本における西洋画と言えば、この人。」という印象の強い画家。
そして、涼しそうに佇む女性を描いた「湖畔」。

学校で教わったという意識が強いからか、これまで特段追求することもなかったのですが、太田喜二郎、辰野金吾と接していくと、黒田清輝画伯の名前が登場してきます。

そんな中、上野公園を散歩していて気にかけていた「黒田記念館」
この「特別室」の秋の公開時期と知って、お邪魔してきました。
少し時間が空いてしまいましたが、本人の備忘録も兼ねて。

黒田記念館は、黒田清輝画伯の「遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるように」という遺言に基づいて竣工された建築物。
館内の「黒田記念室」には遺族の方々から寄贈された画伯の作品などが展示されています。

代表作の「読書」「舞妓」「智・感・情」「湖畔」は同じく館内に設けられた「特別室」に展示されており、じっくりと拝見することができます。

この「特別室」の公開が、概ね年3回(正月・春・秋)。
2020年は、1/2(木)~1/13(月)に公開され、次回は、3/24(月)~4/5(日)と予定されています。
こちら、で確認できます。)

新着情報のご案内をいたします。よろしければ、こちら よりご登録ください。

関連記事

  1. 現代アート徹底研究講座 ―基礎編から応用編、最新アートニュースまで―

    2019.02.19

    現代アート徹底研究講座 ―基礎編から応用編、最新アートニュースまで―

    2019年2月7日 19:00-20:30 @ DMM本社24F(住友不動産六本木グランドタワー24…

    現代アート徹底研究講座 ―基礎編から応用編、最新アートニュースまで―
  2. 現代アートの”お金”の話

    2019.03.19

    現代アートの”お金”の話

    2019年2月26日 19:00-21:00 於:WASEDA NEO講師;船山公認会計士事務所船山…

    現代アートの”お金”の話
  3. プラン・ラウンジ11月 「学校給食で女のこの就学率UP!カンボジア」

    2019.11.19

    プラン・ラウンジ11月 「学校給食で女のこの就学率UP!カンボジア」

    プラン・インターナショナル・ジャパン(PIJ)さんの活動報告会が開かれました。久しぶりに、現地でどん…

    プラン・ラウンジ11月 「学校給食で女のこの就学率UP!カンボジア」
  4. チャイルドからの手紙が到着しました。

    2019.07.29

    チャイルドからの手紙が到着しました。

    過日となってしまいましたが、ちょうど「ふみの日」(7/23)にチャイルドからの手紙が届きました。元気…

    チャイルドからの手紙が到着しました。
  5. 日本美を守り伝える TSUMUGU 紡ぐプロジェクト

    2019.04.1

    日本美を守り伝える TSUMUGU 紡ぐプロジェクト

    日本美を守り伝える TSUMUGU 紡ぐプロジェクト皇室の至宝・国宝プロジェクト 記念フォーラム20…

    日本美を守り伝える TSUMUGU 紡ぐプロジェクト
  6. イタリアの「まち」の美しさについて(その1)

    2018.07.25

    イタリアの「まち」の美しさについて(その1)

    京都造形芸術大学通信教育部芸術教養学科での課題で、筆者の感じる「イタリアのまちの美しさ」についてまと…

    イタリアの「まち」の美しさについて(その1)
  7. 2020年の美術館巡りは、上野の杜から。

    2020.01.8

    2020年の美術館巡りは、上野の杜から。

    令和になって初めてのお正月。せっかくなので、いつもと違う過ごし方。上野の杜近くに宿泊し、美術館巡りを…

    2020年の美術館巡りは、上野の杜から。
  8. 京都で和を楽しむ。(その2)

    2019.06.22

    京都で和を楽しむ。(その2)

    京都で開催される貴重なイベントに参加してきました。季節よく緑の映える日でもあったので、心身のリフレッ…

    京都で和を楽しむ。(その2)
  9. (視覚)文化における「レギュレーションの関係」と「可謬主義」

    2018.08.26

    (視覚)文化における「レギュレーションの関係」と「可謬主義」

    京都造形芸術大学通信教育部芸術教養学科での課題で、「視覚文化」について考察しました。(課題レポー…

    (視覚)文化における「レギュレーションの関係」と「可謬主義」

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


過去記事はこちら

PAGE TOP