今年で5回目を迎える二子玉川ライズ薪能。4回目の昨年に続いての参加。昨年は雨天(が予想されたため)屋内での上演でしたが、今年は屋外。ライズのルーフガーデン「原っぱ広場」で開催でした。
8/7(金)、8/8(土)の二日間の開催でしたが、8/8(土)の公演に参加、演目は、舞囃子「徹」、狂言「蚊相撲」、能「石橋」でした。
今年は、天気に恵まれ屋外で開催だったこと、コロナ禍のソーシャルディスタンスのため、席が2メートル四方離れていたこともあり、開放的な中で、ゆっくりと拝見できることができました。
上演前に解説をしてくださった法政大学能楽研究所所長の山中玲子先生によると
だそうです。 (筆者の理解に基づいて記載。)
概要は、、、、(記載内容は、「the能ドットコム」にある「演目辞典」の「石橋」からも参照引用。)
今回は、「薪能」、夜の屋外での上演です。笛、小鼓、大鼓、太鼓の奏でる音が夜風に乗って響き、篝火の中に白獅子(親獅子)、赤獅子(子獅子)の舞う姿が照らし出され、風に鬣のなびく様は、緊張感がありながらもとても幻想的で、別の世界に引き込まれていくようでした。復元されたという江戸時代中期など、まだまだ電気のなかった時代、真っ暗な中に篝火の明かりだけで上演されていたことを考えると、かなり「神性」を持った舞台だろうと考えます。
そして、今回は、白獅子・赤獅子の連獅子でしたが、白獅子だけの場合もあるそうです。また、下記のYouTube動画(「京都大学能楽部金剛会・創立五十周年祝賀能楽大会にて。2012年3月18日@京都・金剛能楽堂」)では、赤獅子二頭、白獅子一頭の3人の演者による舞です。こちらは、「半能」と言って、後半の舞のみを演じた時の模様のようです。
能の中でも獅子が舞うというわかりやすい演目でもあるため、外国人に能を紹介する時の演目に使われることも多いとか。延期となりましたが、東京オリンピック・パラリンピック期間中の「東京2020 NIPPONフェスティバル」で行われる能楽祭の演目だったようです。( https://tokyo2020.org/ja/news/news-20190805-01-ja )
そして、牡丹の舞台で獅子が舞うめでたいことから、「祝辞」の能として、おめでたい席での演目となることも多いようです。平成天皇陛下、令和天皇陛下のご即位の礼における内閣総理大臣主催晩餐会の演目だったとのこと。( 「能(申楽)と天皇~令和即位礼での演能は観世清和「石橋」 https://phity.net/emperor-japan-noh-authority 参照)
とっても勉強になる機会を得ることができました。
公演前の各メディア広告では、「YouTube配信」も行うような記載があります。記事執筆時点(2020年8月10日)では、まだ見つかりませんが、関係者の方々の配信を期待したいと思います、
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