いまや日本のみならず世界中の各地で開かれるチームラボさんのイベント。上海の新興開発地区(西岸 West Band)の元石油基地で行われるイベント、中国でも注目されているようでしたので、行ってきました。
ものすごい混雑を覚悟していましたが、平日だったこともあり、かなりゆっくり楽しむことができました。それでも若い親子連れが大きく、仮想空間に作られた雄大な自然の中を幼児が飛び跳ね、寝転び、戯れる姿は、時代の変遷を感じました。
つたない腕と暗い空間の中で収めた写真や動画より、より素晴らしさを感じることができる動画が公式映像として、YouTubeに上がっていますので、まずは、そちらを紹介します。あわせて、現地で入手したポストカードからのカットもご紹介。
水の粒子レベルで制御された水流、滝がタンクに流れ込んできます。そして鑑賞者が手を触れるとそれは岩のように流れを変えます。そして同時に他の作品(花の生々流転)と相互干渉します。(見出しをクリックすると、公式サイトの該当ページが別Windowで開きますので、ご覧ください。)
一時間の周期で、花の生々流転(花は生まれ、成長し、咲き、やがては散り、枯れていく…)を表現しながら、同時に他の作品(水の流れ)と相互干渉しあいます。(見出しをクリックすると、公式サイトの該当ページが別Windowで開きますので、ご覧ください。)
水の粒子レベルで制御され展示空間内で一筆書きのようにすべて繋がった波に鑑賞者が溶け込んでいきます。鏡の効果もあり、モノトーンの中で、押し寄せては引き、そして消えていく無限の波はとても迫力がありました。(見出しをクリックすると、公式サイトの該当ページが別Windowで開きますので、ご覧ください。)
現実の時間の流れ(作品の置かれた場所の日の出とともに作品世界も明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく)の中で、花々は生まれ、咲き、やがては散り、枯れて死んでいきます。花は誕生と死滅を永遠に繰り返し続けていきます。初夏の午前中に訪問となったため、とても明るい状況の作品を観ることになりました。(見出しをクリックすると、公式サイトの該当ページが別Windowで開きますので、ご覧ください。)
生まれ・散るを繰り返す桜の空間と、放射状に広がる円の生成が繰り返される空間が交差します。(見出しをクリックすると、公式サイトの該当ページが別Windowで開きますので、ご覧ください。)
空間に描かれた一筆の円相は空間上で静止しているのですが、視点が動くことによって円に見える瞬間が生まれます。(見出しをクリックすると、公式サイトの該当ページが別Windowで開きますので、ご覧ください。)
ありきたりなテーマだなあ、と思わせておいて、円が描かれて消滅していくパターンが無限(?)に展開するようで、古来の達磨禅師のときから続く「円」の奥深さを絶妙に表現していると思いました。観ていると、その描写についつい集中してしまうので心が空虚になります。これがリラクゼーション効果にもなるでしょう。観始めるとその場にいつまでもとどまり続ける作品で、今回の展示ではもっとも印象に残りました。
そして、末節ながら、自身がとった写真や動画も備忘を兼ねてご紹介。特定の作品に集中してしまうのが好みの現れでしょうか。
以上、見てきたように、非日常的な体験をすることができるイベントです。体感することが、サイトを見るより数百倍も素晴らしいですよ。!!ぜひ、機会あれば訪れてください。
チケットは、イベント公式サイトである下記からの購入が便利です。https://www.teamlab.art/jp/e/tankshanghai2019/#ticket
次は、京都下賀茂神社、金沢、はたまた、シンガポールや北京、大連とか、いろいろありそうです。
本イベントも含むチームラボの作品群は、公式サイト をご覧ください。これだけでも、時間を忘れて、見入ってしまいます。チームラボ : https://www.team-lab.com/
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