京都への移転を発表したり、いろいろアクティブな活動をされている文化庁。
その文化庁が、文化庁創立50周年を記念して、行っているプログラムが面白いです。
(文化庁のHPは、下記のシンボルマークから飛べます。)
「各界の文化人と宮田文化庁長官が、日本文化の魅力を語り合う」のがその内容。毎週木曜日にYouTubeの「文化庁チャンネル」に登録されていくようです。
きっかけは、お台場の「チームラボボーダーレス」の会場に宮田長官が訪れて行われたチームラボ代表猪子寿之氏との対談を、偶然観たこと。(当サイトでの紹介記事は、こちら)
官庁=おかたい、ふるくさい のイメージを払拭してくれる宮田長官の頭の柔軟性や新しいことへの理解に驚きました。
(右の動画は「予告編」)
猪子氏の言葉(と対談)の中で印象的だったのは、「共同的創造」。一人の(天才的な)能力で創り出されるのではなく、異なるスキルを持った人たちが「チーム」として動くのでできあがるすばらしい作品群。それが「日本的な」製作工程であること。
アートだけでなく、IT(プロジェクト)にも身を置くスタッフには、ぐっとくる言葉でした。
(左の動画は「本編」)
不勉強だったのですが、宮田文化庁長官、2005年から10年ほど第9代の東京藝術大学学長をなされ日本の芸術をアカデミックな面から支え推進されていただけでなく、金工作家として数多くの作品を発表されているお方でした。
その代表作、イルカをモチーフにした「シュプリンゲン(Springen)」シリーズ。どこかで観たことあるな~と思えば、日本橋三越のエンブレムを飾っていました。急に、親近感が沸きました。
「文化庁はオモシロイ」は、上記の猪子寿之氏をはじめ、以下のような方々との対談が行われています。
自分自身もまだ観終えていません。拝見、とっても楽しみです。
2018年12月25日時点で、YouTubeの「文化庁チャンネル」に登録されている方々(順不同)
野村 萬斎さん(狂言師)
小山 薫堂さん(プロデューサー
羽生 善治さん(将棋棋士)
コシノ・ジュンコさん(デザイナー)【キーワード】「おもてなし」は「表無し」。「やったことないからやる」。
山田 洋次さん(映画監督)【キーワード】緻密さ、細部へのこだわり。
村田 吉弘さん(菊乃井三代目主人)【キーワード】「伝承」ではなく「伝統」(「革新」の連続。)
ロバート キャンベルさん(国文学研究資料館館長、日本文学者)
東 ちづるさん(女優)
葉加瀬 太郎さん(バイオリニスト)
猪子 寿之さん(アーティスト集団チームラボ代表)
小林 研一郎さん(指揮者)
その他、今後予定されている方々
林 真理子さん(作家)
中田 英寿さん(元サッカー選手)
松岡 修造さん(元テニス選手、スポーツ解説者)
松本白鸚親子三代(歌舞伎役者)
秋元 康さん(作詞家、音楽プロデューサー)
高橋 陽一さん(漫画家)
夢枕獏さん(小説家)
上白石萌音さん(女優)
坂井 宏行さん(フランス料理人)
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