会期は終了してしまい事後となりますが、勉強にもなり、楽しむこともできた展覧会のご報告です。
個人邸宅から公共建築までを設計したフィンランドを代表する建築家のアルヴァ・アアルト。建築に合わせてデザインされる家具をはじめ壁面タイルやドアノブなどは、徹底したディテールへのこだわりを窺い知る事ができました。
そして、彼と、夫人アイノ・アアルトさんも含め、デザインされたアームチェアやスツール、照明器具、流線形のガラス器などは、もはや「作品」という域を超えて、シンプルでおしゃれなフィンランドデザインの代表格として、自分自身を含む世界中で親しまれています。今回の展示で、「あれも・・・、これも・・・そうだったのか」とあらためての気付きの場となりました。
iitalaのサイトは、こちらからご覧ください。
「aalto」と名づけられたシリーズは、こちらで確認できます。今でも70種類以上、取り扱われているんですね。
Aino Aalto アイノ・アールト
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「アアルトは、人々の暮らしをより豊かにしたいというヒューマニズムの考えに基づきながら、フィンランドの豊かな自然のなかに見出した有機的なフォルムを設計やデザインにとり入れました。その建築やデザインに触れると、周囲の環境との親和性や、空間と光の調和のなかに、「もうひとつの自然」のような存在を感じるのはそのためでしょう。」とのこと。(東京ステーションギャラリー 展覧会紹介ページより)
これが、サブタイトル「もうひとつの自然」の意味なのですね。納得です。
有機的なフォルム、環境との親和性など、「普段使い」として生活に溶け込むすばらしさは、日本の伝統工芸品が長らく追求している「機能美」に通ずるものがあるかと思いました。
(注)本投稿の作品画像は、ポストカード・図録等を撮影したものです。従って、色、全体の構図などは実物とは異なります。
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