会期は終了してしまいましたが、東海道の旧宿場町、由比の本陣にある「静岡市東海道広重美術館」で、浮世絵におけるデザインを楽しんできました。

ポスターやDMのデザイン、よく見るとしっかりと意匠が印刷されているんです。(左記は、ちょっと強調加工しました。)

著名な雑誌『和樂』オンライン版記事『多彩な江戸時代のアートが楽しめる16のオススメ美術館・博物館を一挙紹介【永久保存版】』(2019年3月27日ポスト)でも「広重の希少品も有する専門館」として紹介された美術館です。

  • 歌川広重、歌川豊國等、それぞれがその浮世絵作品には「落款」が表現されている。
  • 小紋や桐、桜などなど、それぞれの意匠が意味するもの。
  • 一見のっぺらな平面上ですが、観る角度や光の当て方で浮かび上がるデザイン(浮世絵の雲母摺りや空摺り)

などなど、勉強になることがいっぱいでした。

また、保存・展示されている浮世絵作品は、色もまだ鮮やかで、とても江戸時代に刷られたとは思えない程の良い状態
役者、妓、市井の人々、景観など様々なテーマの浮世絵、「あ、知ってる?」というものから、「え、こんなのも?」という初見のものまで、ふんだんに楽しめます。
          以下では、購入した絵葉書からご紹介します。

≪名所江戸百景≫

≪不二三十六景≫

≪富士三十六景≫

≪東海道五拾三次≫

収蔵品の検索は、Google Art&Cultureにて検索できます。
意外と言っては大変失礼なのですが、地方の公共美術館が、このようなオープン化を積極的に進めていることには驚きました。
ぜひ、希少なコレクションをご覧ください。

残念だったのは、図録がイマイチだったこと。記録資料としては良いのですが、カラーではなくモノクロだったこと。せっかくのコレクション図録、ぜひカラー版に改善していただきたいと思います。

一緒に隣接する由比本陣を復元した「御幸亭」。

その名前は明治天皇の行幸に由来してつけられたそうです。

庭園はお茶の先達小堀遠州監修によるものだそうで、庭園を前にいただいた涼しいお部屋の中でいただいた煎茶は、盛夏の一服の清涼剤となりました。

御幸亭前にはの池には既に赤とんぼの姿もあり、四季折々、楽しめそうな予感です。
これからも、機会を観て訪問したいと思います。

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